ワンダーフィールド3③

お次はオーディオステム(作業上の)以降の作業になります。

基本的には「作曲」行為は終わってますので、アレンジやミックス面の作業になります。


Basic Trackで7トラックにまとめたはずのこの曲、最終的には41トラックのプロジェクトになりました。何故でしょう。


•ドラムのパラアウト

•ギターのレイヤー

•ボーカルのレイヤー


これらが理由です。


感想は、「大変でした」。

しかしここも、Ableton Liveのグループ機能を使ってイメージの中でミニマルを保ちます。頭の中で広がり過ぎたら終わります。

いや、逆に言うと「終わらない作業」になるでしょう。


基本通り

•ボリューム調整

•EQ(フィルター)

•コンプ(リミッター)

•空間系

•ステレオイメージ


この辺を調整していきます。


後はアイデアとして残していたチョップ&フリップを忘れずに入れて行きます。


この局面でのポイント、これはこの曲に限った話なんですが、


「EQに凝り過ぎない」でした。


そもそも出自の違う音を混ぜまくって作るリミックスなので、完全に合わせようと思ったらキリが無いし、違う質感同士を合わせて行くのが肝ですので、サンプルはローカット100Hzのみにしました。

ここを効果的妥協ですり抜けたのは今回ファインプレイでした。

じゃないと終わりませんから。


41トラックに及ぶデータをきちんとヘッドルームを空けて、1本の2Mixに保存してこのフェーズは完了です。


この段階のプロジェクトは保存徹底です。

何故なら最終的に問題を感じた箇所は、ほぼここでやり直す事になります。


さぁ、行こう!!

『ワンダーフィールド』へ!!

↓↓"WF3 feat.TaikiOverthere,xxkadotani w/Hook-Instrumental"↓↓

ラップビートとして絶賛公開中です!!

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