Dragon'z Mood Remix DEAL with WARYU,TaikiOverthere w/Hook-Instrumental①

先週からは、WARYUさん(以下japoさん)、Taiki Overthereさん(以下タイキさん)達と久々スリーマンリミックスをやってました。

プロレスで言ったら「オカダvs棚橋」の様に「あんたら何回同じ相手とやってんの⁉︎」
て位手の内を知り尽くした相手なので、今回もスムーズに進みました。

タイトルは、
"Dragon'z Mood Remix DEAL with WARYU,TaikiOverthere w/Hook-Instrumental"。

Twitterでも進捗ツイートを出していきましたが、リミックスビート制作を順を追って解説していきます。ブログのTwitterシェアの際はリプ欄に該当する進捗ツイート(画像付き)を貼っていくので参照してください。

まず最初の段階は、
「サンプルで曲の骨格を作る」
作業になります。

今回使用したのは、

•japoさん"mood"のギターループ
•taikiさんセッションのベース

この2つです。

どちらもがアイデンティティを感じる品質も高い良いサンプルでした。


この段階のポイントなんですが、大きく分けて3つあります。


①アレンジの先決め

コレを最初にやるかやらないかで、多分トータルの作業時間が半分になります。

本当にサンプルのチョップ&フリップからループを作る作業から始める人も多いでしょうけど、ハマらなかった場合に予定期日までに終わらせる事が恐らく出来ないでしょう。

僕の場合は、イメージの近い楽曲を引っ張り出して来て、AbletonLiveプロジェクト最上部にマーカーを打って、曲の「弁当箱」を最初に作ります。そこからおかずの振り分けをします。

ちなみに今回のリファレンスは、
ワイクリフ・ジョン"Sweetest Girl"でした。
知ってる人は「あー、なるほどな」てなると思います。


②オーディオデータのワープ処理

コレはjapoさんのギターループに使った手法です。

ワープ(warp)機能というのは、AbletonLive純正機能で、オーディオを自由自在にBPMに合わせて調整できる優れものです。

元々フリースタイルの演奏なので、もちろんフリーテンポです。そんなデータをバッチバチのビートに合わせたい時に重宝しますね。

今回は主に4小節ループを切り抜いて、ワープマーカーを沢山立てて、少しずつグリッドに合わせて行きました。


③オーディオデータのスライス弾き直し

コレはタイキさんのベースサンプルに使った手法。

こちらはjapoさんのフリースタイルに合わせたセッションデータかなと思ったんですが、

•セッションに合わせたセッションなので当然フリーテンポ
•japoさんのmoodギターに比べてデータ時間がかなり長い

コレらを理由として、
②のワープ手法も効かないと判断。

じゃあ何やるか。チョップです。

サンプラーのラック(Simpler)にデータをインポートし、オートスライス。MIDIキーボードで弾き直し。解決。です。

今回サウンド面の肝は、ベースラインでもあると思っていて、なかなかバリエーションのあるフレージングが出来たと自画自賛してます。


アレンジ譜とコラボした2人のオーディオが決まったら、この段階は終わりです。

次は自らの演奏を乗せていく"Session"に移ります。

月の光は愛のメッセージ。

ヨンクス!

↓↓"Dragon'z Mood Remix DEAL with WARYU,TaikiOverthere w/Hook-Instrumental"↓↓(2:00ver.)

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